すばるブログ
2024.12.02
貫徹
渋谷すばる
大阪の田舎で過ごしてた記憶は少しだけ。
15歳から人生は激変した。
変わったというか、これが自分の人生であるという場所に呼ばれたような。
15歳の自分の今の自分、何か変わったのか。
歳はとったが、心の根っこに生えまくって全身を包んでいるものはそのままだ。
キャリアと年齢を重ねた人が、変わらずに続けていく事は楽ではないという事を最近とても感じる。
身体ではなく、気持ちの部分。
同じようなキャリアや年齢ならば、
それまでの自分を守りながらみたいな方向性になっていく事は自然な事なのかも知れない。
でも自分は、どういう訳かそうはまだならないようだ。
もっと恥晒して、戦い続けてまだまだ成長していきたい。
新人の頃と何も変わってない。
新人の頃も新人だなって思ってもなかった。
いつだって自分の道の中で答えを探してもがきながら進んで来た。
笑われても、恥晒しても、結局それでしか自分を捕まえられないのならばそれで生きるしかない。
怖いものなんて何もない。
自分の気持ちがついて来なくなる事が唯一怖いかも知れないが、
そうなればそうで、また何か見つけるのだろう。
年齢とかキャリアとか本当に関係ない。
数字や固定概念で物事を判断して自分の人生を生きるなんて馬鹿げていると俺は思う。
自分自身を信じ切って生きる。
それを信じて応援してくれる人がいてくれるならばそんなありがたい事はない。
自分に真っ直ぐに
人に真っ直ぐに
感謝と尊敬を持ち
他者を尊重する
言葉で表現するのは簡単だが
本当の意味でそれを実行する。
それは誰も知らない、自分一人の中の事。
人が誰も見てない時にどう生きているか。
そこに自信があるから
自分自身を信じ切れる。
初心を忘れるなとか言う奴いるけど
初心しかない奴は忘れようがない。
2024.11.25
ひとり
渋谷すばる
象眠舎"Becoming a thing"
at COTTON CLUB
また一つ、大切なたからものを手に入れた。
2024.11.22 COTTON CLUBにて、
象眠舎さんの"Becoming a thing" というライブにゲストボーカルとして呼んで頂いた。
サックス奏者、アレンジャーの小西遼さんのプロジェクト。
僕以外にもボーカルの方々は沢山いらっしゃったが、皆んな気心知れた仲間たち感と、
何よりとんでもないプロ集団。
音大とか出てアメリカとか行って帰国して日本で活動してますねん僕ら。みたいな人たち。
(あえてめっちゃ簡単に言うてます。だいぶ失礼ですが。)
完全なる、『アウェイ』
どころか、俺大丈夫かこれ。。。
本番の日までに一日だけリハーサルの日があり、そこで小西さんや、バンドの皆さんとは初対面。
ボーカル陣の皆さんとは本番の日に。
お声がけ頂いてから、少し悩みました。
これは、手を出していいやつか、どうなのか。
めっちゃや凄そうなプロ集団の匂いはプンプンしてる。
周りのスタッフにどう思うか聞いてみると、
「観てみたい」と。
なんじゃそれ。
とは一瞬思ったけど、それはあたたかく背中を押してくれているエールにも思えた。
いつだってそう、最後の最後決める時は、
「自分ひとり」
どんな事柄も全てそう。
最後は自分と向き合い、自問自答。
怖いのは怖い。正直びびってる。少しだけ。
「ここでやらんかっても誰も何も言わないけど、自分の中に変なものが残るやろな」とは思う。
「もしやって、あかん感じやったとしても、自分で決めてやった以上、また新たな経験値を得て自分の中に新しい何かが残るやろな」とも思う。
やる以外ないやろ。
腹括って大恥晒しに行こう。
俺に羞恥心なんて全くない。
いつ何時どこで誰にだっておしり全開で見せれる奴が、やれない事などないのだ。
胸張って笑われにいこう。
そう決めて、お受けさせて頂くご連絡をさせて頂きました。
そこから、曲を決め、アレンジされたデモ音源が届き、リハーサルの日が決まり、
いよいよ本番の日。
本番前、 COTTON CLUBのステージでのリハーサル、僕が会場に入った時には、僕の曲以外の曲のリハーサルを朝から進めていっている途中、
色んなボーカリスト方々が入れ替わり立ち替わりで様々な曲を次々に歌っていた。
ここへ来ての、激ヤバ歌うまプロ集団の皆さんと初対面。
死ぬほど緊張してきた。
「今ならまだなんとかして帰れるな」とは思った瞬間、次「人間讃歌」からやっていきまーす。
って言われたので、はーいって言ってステージに。
あんな歌うま人間たちのやつ聴かされてから、普段通りやれる訳ないやろ。
リハーサルめっちゃ緊張した。
一曲づつ歌ってリハ終了。
何が嫌って、歌うま集団たちが客席で見てる訳ですよ。
「どんなもんやねん、コイツ」って全員顔に彫ってあったわ。
やりずらいなーと思いながら、誰とも会話する事なくすぐに本番の時間。
しかも、楽屋全員一緒。
誤解して欲しくないのは、個室じゃなかった事を言いたい訳じゃないです。
俺以外、和気あいあい感で満ち溢れているみんないっしょがくや!
そんな所に入っていけてたら渋谷すばるちゃうわ。
俺以外は俺以外で俺に気使ってる感も感じるから余計にしんどいし、俺以外はいっぱいおるけど、俺は一人やし。一応とんでもなく頼りなくて全く気が利かないスタッフ一人連れてるけど、ぼーっとしてるだけやし。
そんなこんなで一回目の本番スタート。
(90分ほどのライブを二回やります)
何とかやり切ったかな。といった所。
緊張してたし、緊張すればするほど歌なんて悪い方向にしかいかない。
二回目まで一時間くらい空いてから二回目の本番。
それまでは和気あいあい凄腕プロ音楽家先生様ありがとうございます集団たちは、
COTTON CLUBさんの美味しいご飯を食べながら、一回目の修正点とかあそこの所がどーのこーの、あーだこーだ。
俺も一応サラダ的な奴とマッシュポテトひとくちだけ食べて、一回目の本番を頼りないスタッフくんにスマホで撮っておいて欲しいとお願いしてたのでその映像で自分の歌を確認。
これを見て確認して良かったと最終的には思うのだが、まずは一度深く深く深いどん底までいきましょう。
まじで凹んだ。
向いてないと思った。
地元戻って、カラオケ歌えるスナックでもやろかな。
誰も何も教えてなんかくれない。
誰も何も言ってなんかくれない。
それを求めてる訳でもない、結局。
とにかく悔しかった。
悔しくて悔しくて自分がダサくて嫌になった。
久しぶりに、色んな事が思い出された。
似たような感情になった事が今までどれだけの数あったか。
むしろそれがほとんど。
ザ・クロマニヨンズ、AJICO、渋谷すばるのスリーマンライブを思い出した。
あの時もそうだった。
怖くて怖くて前日福岡に入ってたけど全く眠れなくて、極寒の中夜の福岡の街をあてもなく歩き続けてそれでも落ち着かず、眠れないまま本番へ。
そしてあの時の本番は、完敗だった。
今だからはっきり言える。
僕は自分を乗り越える事ができなかった。
だからお客さんを楽しませる事ができなかった。
楽しくないお客さんはそれを素直に表現する。
当たり前の事だ。
そうあるべきだと思うし、そういう正しい世界が、音楽、ライブ業界にはまだちゃんと残っているから、まだ少しは信じられる所がある。
芸能界とは少し違う部分なのかもなと思う。
あのライブで僕はあまりの怖さに自分を殻で閉じ込める事しかできなかった。
それが自分なりに戦える、その時の精一杯だった。
普通に立って歌う事すら落ち着かず怖かった。
だから腕を組んで歌う事でなんとなく落ち着くというか自分を保つのに精一杯だった。
それが余計に態度悪く見えて悪循環になる程、どうしようもなかった。
その時もそう、渋谷すばる以外の人達は、
言わずもがな、日本のロックンロールを築いて来られた方々で何十年もそこで生き続けている方々。
ずっと第一線で。
その日のライブの後、飲みの席で、
ヒロトさんが僕に話してくれた言葉が、
COTTON CLUBでの一回目の本番の自分の歌を聴きながら奈落の底でぶっ倒れている自分の中に再び響いた。
「みんな同じなんだよ」
俺とか、俺以外とか。
アイドルとか、アーティストとか、ミュージシャンとか、俳優とか、タレントとか、もう全部。言い出したらキリがない。
もうそれはこの世のものぜんぶだと思う。
自分が凹んだりしてるなら、
"俺以外” の人たちも「同じ」なんだと思う。
みんな自分以外の人の事が羨ましく思えるだろうし、
隣の芝生はよく柿食う客だ。
(今年一番のやつここで出た)
俺と客も。
自分から開いていかないと物事は何も変わらない。
もしあの時の完敗ライブで、
「緊張し過ぎてビビりまくってるんですけど、大目に見て下さーい!こんな一人だけ若い奴をいじめるような目で見ないで下さーい!ロッケンロー!」
ぐらい言ってクスクスっとさせられてたら、それで良かったんだ。それだけで良かったんだと思う。
そんな事を思い返しながら、気付いたらもう二回目の本番の時間。
一回目の時と同じように、
俺以外みんな和気あいあい凄腕世界的プロミュージシャンJAZZを舐めんなよアルドルかタレントか俳優かアーティストか渋谷か原宿か知らんけど先生様集団たちみんないっしょがくや
がピリピリし始める。
着替えたり、管楽器の音が廊下で鳴り始めたり、本番前の空気に一瞬にして変わる。
俺以外集団様にも色んな人がいる。
一回目の反省点などを話し合ってる人もいれば、無口な人もいる。人見知りの人もいる。
俺も同じ。
人見知りで無口な奴の一人。
皆んな緊張するし、反省するし、どん底いったり、色々。
今までの自分も全く同じじゃないか。
そして、二回目の本番がスタートした時にはもう自分の中で何かが完全に変わっていた。
大丈夫、ニ回目は落ち着いて楽しめる。
良い歌うたえる。
そう思えた。
そして二回目の自分の出番。
楽しかった。
肉体を超えて音楽の中にいる自分が嬉しくて幸せだった。
象眠舎さんのお客さんなのか、音楽好きのおじ様たちからも、良いリアクションを頂けたように感じた。
そして、自分の出番の後、ライブはまだ数曲続くので、客席で見ていた時、
隣にいたおじ様のお客さんが僕をみて、親指を立ててニコってしてくれた。
嬉しかった。
これで良いんだって思えた。
上手い下手じゃないんだ、やっぱり。
自分が信じて来たものは間違ってない。
迷ったり、凹んだりする事はいつだってある。
これからもある。
そして、俺以外の誰にだってある。
「みんな同じなんだよ」
だから、僕は僕のままでいいんだ。
ありのまま、このままでいい。
怖くなったり、不安になったりすると自分以外の人のようにしてみたくなったりして、安心しようとするけども、そうじゃない。
俺は俺のままでいい。
そして本番終了後、
超絶歌うまボーカリストの方々から、
二回目の「ぼくのうた」
客席で見てて動けなくなった。
自分の出番忘れてしまう所だった。
などと、大変ありがたいお言葉を頂戴しました。
恥ずかし過ぎて、いやいやそんな恐れ多いですーとか言ったと思うけど、
飛び上がりたいほど嬉しかった。
この日僕は、自分を超えた。
「みんな同じ」だから「ひとり」じゃない。
という事を理解した上で、
これからも、最後の最後はいつだって
自分ひとり。
何事も最終の決断の時に、
やるのか、やらないのか、
踏み出すのか、とどまるのか、逃げるのか。
決める時はひとりなんだ。
という事も含めて、
「みんな同じなんだよ」
また少し、強くなれた気がする。
あゝこの旅の道はどこまでも続いてく
人生は、やっぱり楽しい。
独立して、ひとりになって、
本当に良かったと思う。
しっかりと自分自身を取り戻しながら、
確実に新しい自分ができてきている。
ぼくだけのうたを歌って生きていこうと思います。
これからもずっと。
2024.11.18
猫と猫は猫
渋谷すばる
俺も。
2024.11.11
答え
渋谷すばる
正解を探すのではなく、自分の答えを見つければ良いのだ。
自分が信じたものが、所謂偽物だったとしても、自分が信じたものに、本当も嘘もない。
自分の答えによって自分が楽しかったり、幸せだったり、自分が良いと思えればそれで良いのだ。
誰と何を比べて生きる必要があるのか。
自分だけのたった一度の人生を、自分にとって必要のない時間に費やすほど無駄な事はないし、人生はそんなに長くはないと思う。
賢くなる必要なんてないと個人的には思うが、せっかく生きているのであれば、
楽しい方が楽しいのだ。
本物の自由を知った人間は全てを飲み込み優しく包み込みながら愛に変換できる必殺技を得ている。
俺が本物の猫だと思えば、そうなのだ。
君は何をどう見るか。
2024.11.04
あい
渋谷すばる
あいすてます
2024.10.28
ひとひと
渋谷すばる
一つ
一人
それだけで美しい
それが、
沢山集まって、心が重なると
世界中のどこにもない、その瞬間にしか存在しない感覚、感情、景色、
そんな美しさを作り出す事ができる。
そんな場所を沢山つくりたい。
そんな場所にいたい。
そんな世界であって欲しい。
2024.10.21
ぴ
渋谷すばる
全ての人がそれぞれの場所で思い切り輝けるように全てを照らす光になる。
2024.10.14
人の人生
渋谷すばる
もっと自由に。
たまに弱音はいたり、愚痴っぽくなったり
たまにはいいか。
自分を縛っているのは自分だけ。
縛られるものがやっと自分だけになれた。
後は解き放つ時まで。
解き放とうと意識してやってもそれは違う気がする。
本当の時には勝手に、ごく自然にそうなってる。
28年ぐらい活動しているけど、本当の自分の良さや様々なもの、ほとんど出せていない。
そう簡単に見せてやるかとも思う。
まだまだこれからだ。
2024.10.07
へん
渋谷すばる
何がどうなったって
絶対に変わらない事っていうのが
この世には存在する。
それだけで安心できる
変わってるのは
自分だけなのかも。
自分が思っているより、
人生はそんなに悪くなく進んでいる
思いもよらない所で
つまずいたりする
自分だけじゃない。
誰もがそんな人生を生きている。
人は人と比べがちで
あの人みたいに生きれたら良いなーなんて。
その人もきっと同じような事思って生きてる。
大差なんてないさ。みんな
同じように生きている。
【何をどう捉えるか】
そこにだけ違いがあるのかも。
変わらないものは
いつ何時
変わらない。
梅干しはいつ食べても酸っぱい
2024.09.30
え
渋谷すばる
好きなように描けばよい
誰もが
限られた人生を生きて
必ず終わりをむかえる
やりたい事を
やりたいようにやるだけ
やりたくない事やってる暇はない。
残りわずかな時間の中で
どれだけの事を伝えられるだろう
未来を生きていく光に
何を見せ、残せるだろう
知ったこっちゃないけど
好きなように生きるだけしかない
それしかできない。
大した事はできない。
上手い下手じゃない
好きなように描けばよいのだ。
え、
という間に全て終わるのかだから。